実録 小山田いくの世界
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国鉄小諸駅

 国鉄時代の小諸駅は、「すくらっぷ・ブック」や「星のローカス」等の作品で登場します。
 JR東日本時代や、しなの鉄道開業後の小諸駅も、小山田いく氏の作品に登場しています。


小諸駅駅舎 その1

写真:小諸駅駅舎

 「すくらっぷ・ブック」第17話(S3/P34)では、小諸駅と思われる駅舎の一部が描かれています。「すくらっぷ・ブック」で最初に小諸駅が登場するのは、この場面です。
 「すくらっぷ・ブック」第66話(S8/P39)では、漢字表記ながら「小諸駅」と実名で、この駅舎が描かれ、「すくらっぷ・ブック」の第93話(S10/P175)になると、駅名表記が実際と同じ、ひらがな表記の「こもろ駅」となります。


小諸駅駅舎 その2

写真:小諸駅駅舎

 「星のローカス」第22話(L3/P164)には、小諸駅の駅舎と推測される描写があります。
 この場面は、小諸駅に隣接する国鉄バス案内所前から見た駅舎を参考にしたものと考えています。
 この他、「すくらっぷ・ブック」の第98話(S11/P92・P93)、「星のローカス」第22話(L3/P166)等にも、小諸駅の駅舎が描かれています。
 JR東日本時代の小諸駅は、「風の宿」第33話(K5/P28)で、しなの鉄道の小諸駅は、平成11年(1999年)12月発売の「まんがライフ 1月号」に掲載された「約束」に登場します。


3番線ホーム

写真:3番線ホーム

 「すくらっぷ・ブック」第17話(S3/P35)や、「ぶるうピーター」第33話(B4/P89)に「3番線 お下がりください」と、あります。(亀山寺が小諸にあるという設定が、いつ明らかになったかという件に関しては、取り敢えず別問題とさせて下さい。)
 写真は、小諸駅3番線ホームから上野方面を撮影したものです。
 実際の小諸駅で下り列車(長野・直江津方面)が使用するホームを考慮すると、「すくらっぷ・ブック」第63話(S7/P170)に描かれた、ホームの一部も、小諸駅の3番線ホームとなります。


出札所

写真:出札所

 「星のローカス」第22話(L3/P164)には、駅の出札所が描かれています。


自動券売機(きっぷの自動販売機)

写真:自動券売機

 「星のローカス」第22話(L3/P164)には、きっぷの自動券売機が描かれています。


改札口(出口) その1

写真:改札口(出口)

 「すくらっぷ・ブック」第17話(S3/P35・P36)には、小諸駅の改札口が描かれています。
 「すくらっぷ・ブック」第17話(S3/P35)の改札口には貨車(タンク車)が描かれていますが、昭和60年(1985年)2月28日までは小諸駅でも貨物列車を扱っていました。


改札口(出口) その2

写真:改札口(出口)

 「すくらっぷ・ブック」第66話(S8/P39)には、晴ボン達3人が小諸駅の改札を通る場面があります。この場面で「出口」の文字と共に、「お手洗い」の標識らしきものが描かれています。
 小諸駅には、この場面に酷似した場所がありましたが、撮影当時、この場所は改札口ではありませんでした。


貨物置き場の横

写真:貨物置場の横

 「すくらっぷ・ブック」第98話(S11/P94)には、「あの貨物置き場の横をとおる時 一瞬死角になって だれにも見えないんだよね」と、あります。
 小諸駅の1番線には、写真のような「死角」がありました。


手荷物・小荷物扱所

写真:手荷物・小荷物扱所

 「すくらっぷ・ブック」第17話(S3/P37)には、「手荷物」という看板が掲げられた場所が描かれています。
 実際の小諸駅にも「手荷物・小荷物扱所」がありましたが、作品中の構図とは異なっていました。
 しかし、この「手荷物・小荷物扱所」横の道路を渡ると、後にご紹介する「小諸市内 その1(Page.06):相生町商店街入口 その1-1」でご紹介する場所となりますので、「手荷物」という看板を掲げた場所は、この「手荷物・小荷物扱所」だと考えています。


国鉄バス沿線図

写真:国鉄バス路線図

 作品とは直接関係ありませんが、小諸駅に隣接する国鉄バスの営業所前にあったイラスト入りの沿線図です。
 この沿線図には、小山田いく氏が描いたとしか思えないイラストが満載でした。

 

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