実録 小山田いくの世界
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ひとりごと

【実録 小山田いくの世界】に関する、「よもやま話」です。


撮影時期等

 小諸市内の撮影は、昭和59年(1984年)から始めましたが、このコンテンツでは、昭和61年(1986年)から昭和62年(1987年)にかけて撮影した写真を中心に使用しています。
 小山田いく氏の作品中、「すくらっぷ・ブック」や「星のローカス」等に関しては、作品が「少年チャンピオン」に掲載された時点から、最大7年の時間が経過した後に撮影した写真となりますが、この時間的な問題に関しては、ご了承の上、お楽しみ頂きますよう、お願いします。
 なお、「きまぐれ乗車券 第1話 66.7パーミルの坂」に関しては、唯一、リアルタイムで撮影したものです。
 小諸市内の撮影は、何の予備知識も、資料もなく、1枚の地図だけを頼りに市内を「隈なく」歩き回るといったスタイルで実施しました。「反省すべき写真」が多数存在するのは、このためです。
 なお、写真撮影は、橋沢高広が行っていますが、「撮影者」が記載された1枚は、小諸市内の撮影時に協力してくれた、夢之狩人氏が撮影しています。


白黒写真

 このコンテンツに掲載している写真は、白黒写真になっています。
 これは、撮影に使用したフィルムのほとんどが「白黒フィルム」だった事が原因です。
 白黒フィルムを選択した理由は、いくつかありますが、それはともかく、白黒写真は、「白黒」で掲載するしか手段がありません。一部、カラーフイルムでしか撮影しなかったものに関しては、他の写真との兼ね合いを考え、グレースケールに変換して掲載しています。写真に合わせて、ページデザインも黒を基調としたモノトーンで作成しました。
 余談になりますが、夜景写真さえ白黒フィルムで撮影したのは、大失敗だったと、今でも反省しています。


リニューアル

 このコンテンツはリニューアルを重ね、現在掲載しているものが5代目になります。平成20年(2008年)6月にアップロードしました。
 初代と2代目のコンテンツは、内容がまったく同じで、ページデザインのみの変更による、リニューアルを実施、3代目のコンテンツは、後に収集した情報を加筆した上で、再度、ページデザインの変更を行っています。
 一方、ページデザインを変更する度に、当初は最適だと思われた写真のサイズが「小さい」と感じるようになり、機会があれば、もう少し大きい写真に差し替えたいと考えるようになりました。
 平成19年(2007年)10月に、新しいスキャナーを購入した事もあり、これを契機として、使用している写真をすべて再スキャニングし、大きな写真への差し替えを実施します。これが前回のリニューアルで、コンテンツとしては、4代目になりました。

初代〜3代目のコンテンツで使用した写真
写真:初代〜3代目のコンテンツで使用した写真

4代目以降のコンテンツで使用ている写真
写真:4代目以降のコンテンツで使用している写真

 当初は、もう少し小さいサイズにしようかと考えていたのですが、ページのデザインを考慮した上で、選択出来る最も大きなサイズの写真を採用する事にし、この大きさに落ち着きました。
 写真そのものを、見やすくするために、フォトレタッチソフトで、多少画質を変更しています。
 私としては、撮影した写真は「記録写真」だと考えており、多少手を加えてでも、「見やすい写真」を掲載すべきだと考えているからです。しかし、中には「手を加え過ぎたかな?」と思われる写真がある事も承知しています。この点に関しては、ご容赦下さい。
 初代のコンテンツを作成する際に、「1ページに掲載する写真は10枚にしよう。」と、「何となく」決めてしまいました。1ページに掲載する写真の数を、あらかじめ決めておく事により、使用する写真が選びやすくなると考えたからです。
 しかし、この「決め事」が後々になって、私を苦しめる事になりました。10枚の写真が用意出来ないページが発生したのです。
 個人的な「決め事」ですので、破棄しても問題はないのですが、何故かこの「決め事」には、こだわってしまいました。3代目のコンテンツまでは、小山田いく氏の作品とは直接関係のない写真も多数使用していました。
 前回のリニューアルで、作品とは直接関係のない「説明用」の写真を10枚削除した上で、写真の配列を一部変更しました。これに伴い「本編」のページ数が、11ページから10ページに減少しています。
 今回のリニューアルは、ウェブアクセシビリティの向上を目的に実施しました。よって、ページデザインの変更が主な作業で、内容としては、4代目のコンテンツと同一です。
 ページデザインにおける技法という意味では、5代目のコンテンツは「劇的な変化」を遂げたのですが、「見た目」という意味では、「デザインが少し変わった」程度の変化しかありません。
 「内容」という意味では、更新の必要性がないコンテンツなので、今回のリニューアルが最後だと考えていますが、毎回そう考えながら、数年ごとに「手を加えている」現状からすると、次回のリニューアルもありそうです。


おまけ その1 「あさま」の乗車券

 昭和61年(1986年)11月1日の国鉄ダイヤ改正で、信越本線のダイヤも改正され、特急「あさま」は増便される事になりました。このダイヤ改正で「あさま19号」の運行時刻が変更となります。
 「きまぐれ乗車券」に掲載された、「上野駅15時30分発」というダイヤも10月30日までだという事を知り、10月になって「あさま19号」と「あさま14号」の乗車券を手配しました。
 4代目のコンテンツ作成中に、乗車券をコピーしたものが、写真を収めていたアルバムの中から「発見」されましたので、ご紹介します。

長野発上野行き「あさま14号」乗車券(コピー)
写真:「あさま14号」の乗車券(コピー)

上野発長野行き「あさま19号」乗車券(コピー)
写真:「あさま19号」の乗車券(コピー)


おまけ その2 すくらっぷファンの〜と

 これも、4代目のコンテンツを作成している際に「発見」された写真です。

「すくらっぷファンの〜と
写真:すくらっぷファンの〜と

 小諸駅に隣接する観光案内所に置かれていたもので、小諸を訪れた、小山田いく氏のファンが、メッセージを書き込めるノートでした。
 「すくらっぷファンの〜と」の表紙に記された「小山田いく 83.」の文字は、小山田いく氏本人のサインとの事です。
 この「すくらっぷファンの〜と」を撮影した記憶はありましたが、写真そのものは、長い間「行方不明」になっていました。4代目のコンテンツ作成中に、他のアルバムの中に入っているのを発見しましたので、これも、ここでご紹介します。
 私はフイルムに撮影日を記載しています。しかし、このフィルムは、現在も「行方不明」なので、正確な撮影日は不明ですが、おそらく昭和59年(1984年)12月に撮影したものです。
 「すくらっぷファンの〜と」に近づき過ぎてしまい、コンパクトカメラがピントを合わす事が出来ませんでした。「ピンボケ」写真なのは、お許し下さい。


追悼 小山田いく氏 

 小山田いく氏の訃報に触れたのは、平成28年(2016年)3月25日の午後です。3月23日に病気で亡くなったとの内容でした。享年59歳。早過ぎる死です。
 一瞬、頭の中が、「真っ白」になり、「嘘だろう!」という疑惑の念が先に浮かぶほど、ショッキングなニュースとして触れる事になりました。
 このコンテンツに掲載した写真の多くは、昭和61年(1986年)から昭和62年(1987年)に掛けて撮影したものを使用しています。実際に小諸の街を歩いてから30年が経過していました。
 当時、写真として撮影した「小諸の街」は、今も「すくらっぷ・ブック」や「星のローカス」を始めとする「小山田作品」と共に、私の中で生き続けています。
 そして、私の青春時代に、良い意味で多大な影響を与えてくれた、小山田いく氏に感謝すると共に、哀悼の意を表します。
 実は、小山田いく氏のサイン色紙を所有しています。額に入れ、30年もの間、自宅の部屋に掲げ続けた状態となっており、何だかの形で、ほぼ、毎日、そのサイン色紙を見る生活を送って来ました。そして、今後も、その様な生活を送る事になるでしょう。
 小山田いく氏が、私の中で、その多くの作品と共に生き続けるのは、間違いありません。
 末文になりますが、ここで、感謝の言葉を述べさせて頂きます。
 「本当に、ありがとうございました。心より感謝申し上げます」

平成28年(2016年)6月10日 小山田いく氏の誕生日に記す。


サーバーの移転と著作権者の表記変更について

 この【実録 小山田いくの世界】は、元々、「Yahoo!ジオシティーズ」に「takahashi collections」というコンテンツを設け、一部として掲載していました。その「Yahoo!ジオシティーズ」が2019年3月を以って終了する事になり、2019年1月に現在の「FC2ホームページ」へ移転したという経緯があります。
 その際、著作権者の表記を「橋沢高広」に変更しました。
 元々、【実録 小山田いくの世界】に関する著作権の管理は「takahashi collections」が行っていましたが、著作権に関して、「個人で管理する」という方針となり、その表記を変更した事を付記致します。

平成31年(2019年)1月1日 橋沢高広



 

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