バナー:キーボードで紡ぐ文章達 橋沢高広作品集

キーボードで紡ぐ文章達

トップページ

 

小説


  問題のトランプ

 テーブルの上にあるトランプの数は三十個程だが、これが全てではない。ここの約四百倍にも及ぶトランプが、社内の倉庫にあったのだ。(本文より)
 
 問題があるノベルティグッズに挑む営業部員の小説です。
 (400字詰原稿用紙、73枚程度)

Page:【01】 【02】 【03】 【04】 【05】 【06】

  彼女が撮った花の写真

 「花を見られるのは嬉しい事なんですが、その顔が……、何と言うか……、物凄く怖いのです。花を楽しむという雰囲気ではなく……」(本文より)
 
 公園の花壇を取り巻く人達の小説です。
 (400字詰原稿用紙、139枚程度)

Page:【01】 【02】 【03】 【04】 【05】 【06】 【07】 【08】 【09】

  小悪魔志望

 同時に、(ママの中にも〈ナオミ〉が存在する。そして、あたしはママの子。だから、あたしの中にも〈ナオミ〉がいる……)と実感したの。(本文より)
 谷崎潤一郎の『痴人の愛』をモチーフにした小説です。
 (400字詰原稿用紙、63枚程度)

Page:【01】 【02】 【03】 【04】

  富嶽娘

「俺は心の中で彼女の事を〈富嶽娘〉と呼んでいるんだが、今日、その富嶽娘と会い、和乃の妊娠を知った事で肩の荷が下りた気になったんだ……」(本文より)
 太宰治の『富嶽百景』を小道具に使った小説です。
 (400字詰原稿用紙、74枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】 【02】 【03】 【04】

  「クモ、怖くないよ!」

 次の瞬間、俺の隣に人の気配を感じる。先程の女の子だった。同時に、「ここにもクモがいるね」と俺の顔を見てから言葉を発する。(本文より)
 
 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を小道具に使った小説です。
 (400字詰原稿用紙、39枚程度)

Page:【01】 【02】 【03】

  猫・最期の鳴き声

(悪い診断結果が出たな……)と俺は瞬時に判断した。妻が口を開く。「癌……、悪性リンパ腫だって……、クロの時と同じ……」(本文より)
 
 飼い猫の死を通して〈人間の死〉を考えた男の小説です。 
 (400字詰原稿用紙、55枚程度)

Page:【01】 【02】 【03】

  せぇたぁ

 このセーター、表側は黒一色の〈Vネック〉と呼ばれる首周りをした物で一見、シンプルに見えますが、裏側は赤い糸で高層ビルや観覧車が描かれていました。(本文より)
 
 落としてしまったらしいセーターに纏《まつ》わる小説です。
 (400字詰原稿用紙、31枚程度)

Page:【01】 【02】

  何処かの誰かが持っていた本

 僕は、その本から一旦、視線を外したが、「これって、限定カバーの本だったよな」という事を思い出し、その『人間失格』を手に取る。作品自体は気に入らなかったが、文字だけで構成されたカバーに興味を持ったのだ。(本文より)
 
 太宰治が書いた『人間失格』の文庫本を小道具に使った小説です。
 (400字詰原稿用紙、6枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  線引有

 その線引きは、会社の最寄り駅前にある古本屋で『人間失格』を買った後、自宅へ戻る電車の中で見付けた。(本文より)
 
 太宰治が書いた『人間失格』の文庫本を小道具に使った小説です。
 (400字詰原稿用紙、6枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  浅野駅にて……。ゴミに感じる歴史!

 その時だった。改札口から最も遠い花壇らしき場所の端で〈何か〉が鈍く光った事に気付く。雲で見え隠れしていた太陽が完全に顔を出し、その陽射しを〈何か〉が反射したらしい。(本文より)
 
 女子高生が鶴見線の浅野駅で見付けた〈何か〉に歴史を感じた物語です。
 (400字詰原稿用紙、7枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  と或る新約聖書の末路

 翌日。その聖書は、まだ同じ場所にあった。雨水を含んだ紙は膨れ上がり、極度な水喰い状態となった本の重量は、かなり増して、多少の風では動かない重さになっている筈だ。(本文より)
 
 実際に見掛けた『新約聖書』を小道具に使った小説です。
 (400字詰原稿用紙、9枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  ゴミ集積場のぬいぐるみ

 私が利用している近所のゴミ集積場に「それ」は、〈居《い》た〉。全長十センチ程の小さな熊の「ぬいぐるみ」。(本文より)
 
 実際に落ちていた「小さな熊のぬいぐるみ」をモチーフにした作品です。
 (400字詰原稿用紙、5枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  巡り戻った文庫本

 (プレミアが付いたのか?)と考えながら、奥付を見ると、蔵書印が押されていた。しかも、私が作った蔵書印!(本文より)
 
 蔵書印が押された文庫本をモチーフにした小説です。
 (400字詰原稿用紙、6枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  想い出が映る投稿動画

 インターネット上の動画投稿サイトで私は気になる映像を見付けた。一人の女性が屋外で音楽ライブを行っている動画である。(本文より)
 
 動画投稿サイトに投稿された音楽ライブの映像が発端となった小説です。
 (400字詰原稿用紙、7枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  帰り花を咲かせた桜の木

(帰り花か……)
 本来、花を咲かせる季節以外の時に咲く花を「帰り花」、もしくは、「狂い咲き」と呼ぶが、この桜が、その現象を起こしていたのだ。(本文より)
 
 桜に関する二つの実話を基にして執筆した小説です。
 (400字詰原稿用紙、16枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】

  女の子と猫と……

 僕にとっては不可抗力だったかも知れないが、彼女との約束を破ったのは僕自身である。僕には彼女を待つ「義務」があった……、正確には、そう「思い込んでいた」のだが、その要因として、「彼女に、もう一度、会いたい!」という強い願望があったのだ。(本文より)
 
 小学生の頃、女の子と交わした「会う約束」を破った男子の物語です。
 (400字詰原稿用紙、16枚程度)
 この作品は【小説家になろう】(http://mypage.syosetu.com/1017672/)にも掲載しています。

Page:【01】
 

 

  付き人

 しかし、新都レコードも諦めない。次の付き人候補者として、当時十八歳だった彼……、北原廣士を送り込もうとした。(本文より)
 
 女性作詞家と、その付き人が織りなす物語です。
 (400字詰原稿用紙、97枚程度)

Page:【01】 【02】 【03】 【04】 【05】 【06】

  二通の弔電

 弔電の送り主として、五香の名前を聞いた瞬間から、俺は、この葬儀が茶番の様に思えてしまった。(本文より)
 
 葬儀の際、届らけた弔電の元となった物語です。
 (400字詰原稿用紙、34枚程度)

Page:【01】 【02】 【03】

 『付き人』、『二通の弔電』について
 

 
〈ルビ〉の表記について

 【キーボードで紡ぐ文章達】では、漢字の読み方を示す為に付けられる〈ルビ〉を使用していません。

ルビの例:漢字かんじ

 ウェブページ上で表記する漢字に〈ルビ〉を付ける事は出来ますが、【キーボードで紡ぐ文章達】では、〈ルビ〉を付ける事によって行間が一定にならず、「視覚的に読みくなる可能性がある」と判断しました。その為、本来〈ルビ〉として表記する箇所は漢字の後に《》(二重山括弧にじゅうやまかっこ)を付け、その中に〈ルビ〉に該当する文字を入れるという表記を採用しています。

このコンテンツでの表記例:漢字《かんじ》

 なお、通常、〈ひらがな〉、又は〈カタカナ〉等で表記するものの、〈漢字〉による表記も掲載したい場合等は、該当する言葉の後に()(括弧)を付けて、その中に漢字を入れています。

このコンテンツでの表記例:ソメイヨシノ(染井吉野)


著作権

 当サイトに掲載している文章等に関する著作権は「橋沢高広」、写真、画像等に関する著作権は「橋沢高広」、または、「hokarida」が所有しており、著作権法による保護を受けています。また、当サイト全体も著作権の対象です。
 著作権法上認められた場合を除き、無断で転用、複製することはお断りします。


免責事項

 当サイトに掲載された情報は、正確性、有効性などを保証するものではありません。
 当サイトは、サイトの利用によって発生した、すべての損害に対して、一切の責任を負担しません。


リンク

 当サイトはリンクフリーです。


メールアドレス

 当サイトへのお問い合わせは、下記のメールアドレスへお願いします。
 なお、すべての問い合わせに、ご返事をお約束するものではありません。あらかじめご了承ください。 

 
橋沢高広   hashizawa_takahiro@yahoo.co.jp
(@は半角に直して下さい)

ブログ

 小説等の創作活動に関しますブログを開設しています。
 興味のある方は、是非、お立ち寄り下さい。
 (下のURLをクリックすると、新しいウィンドウにブログが表示されます)

http://blogs.yahoo.co.jp/hashizawa_takahiro

 

【橋沢高広の書斎】 トップページ

 

ボタン:このページの先頭に戻ります。このページの先頭
Copyright (C) 2014-2018 Hashizawa Takahiro All rights reserved.
 


inserted by FC2 system